【Ubuntu】サーバー用PCにUbuntuServerをインストールする話。
【Ubuntu】サーバー用PCにUbuntuServerをインストールする話。
おはこんばんちは、よすがです。
今回は、マイクラのマルチプレイサーバー構築のために、Ubuntu Server(以下Ubuntu)というサーバーOSをインストールする方法について、雑に書いていきます。
といっても、Linux系OSを触ること自体が初めてだらけのことで、私の解釈が微妙に違っていたり、方法が二度手間だったりするかもしれません。
正直、先達が沢山おられるので、私が書くまでも無いのですが、Linux素人による一つの事例として見てもらえればと思います。
まず、Ubuntuにインストールする前準備の話から。
インストールするUbuntuは18.04.3 LTS版です。
参考サイト
Ubuntu 18.04 LTSインストールガイド【スクリーンショットつき解説】
このへんを読んで、まずはUbuntuのインストール方法やサーバー構築方法についてイメージを掴んだ方がいいと思います。
また、インストールとはまた違いますが、UbuntuをUSBに入れてPCで仮起動という方法も参考になるかも?
ちなみに、私は今回サーバー用にするパソコンは、某フリマアプリで7000円程度の中古PCを購入しました。
ごくごく普通の、Fujitsuのスリムデスクトップです。
core i3(2コア4スレッド3.0GHz程度)、RAM8GB、HDD500GB。
マイクラサーバーには基本的にグラボとかcore i7等の高スペックCPUは必要ありませんので、普通のWindowsPCにUbuntuをインストールしてサーバーに仕立てます。
後々、SSDと差替え、RAMやHDDの追加などしていけばいいので、最初は本当に、低スペックかも?と思っても実践することが大事な気がします。
高スペックPCにこだわっても、サーバー構築で躓いてしまっては元も子も無いので。
バックアップ用のHDDは欲しいので、できればSSD/HDDが合わせて2つあると良いですね。
一旦サーバー構築にひとしきり挑戦した後で、実際にマルチプレイサーバーとして稼働する段階にHDDを追加するのでもいいと思います。
まずはUbuntuをよく知ることから始めたいと思います。
なのでそれなりスペックで全然いいのです。
あ、でも数十人単位で大所帯のサーバーを作る場合は、もちろんCPUのスペックもそれなりに必要かもしれませんので、今回は数人程度の規模であることを前提に読んで頂ければと思います。
USBブートメディアを作る
USBメモリにOSをインストールし、それをブートしてPC本体で利用できるようにする、という手順を踏むことになるそうです。
この時点で、私は「ブートってなんやねん」ってなってます。
ブートとは「パソコン等を起動すること」を指すらしいです。
パソコンの電源を押してから、私たちユーザーが操作できるようになるまでの動作のこと、と思えば概ね合っているのではないかと解釈しています。
で、今回したいのはUSBメモリにOSイメージ(Ubuntu)をインストールし、本命のPCに差して起動することでUbuntuを仮立ち上げできるようにする。
そのためのをUSBメモリを作るということです!
うん、ここまで書いててもいまいちイメージできていません!!
OSインストールすらしたことないんです。
購入時、既に中身のOSが空っぽのPCにUbuntuをインストールする場合は、メインPCで作業することになると思います。
その際はくれぐれも、操作を誤ってメインPCのHDDにUbuntuをインストールしたりしないようにご注意。
一歩間違うと、メインPCのデータがOSごと吹っ飛び、Windowsが使えなくなります。
くれぐれも、慎重に作業して下さいね。
もし中古で買ってきたサーバー用PCにWindowsが入っているのであれば、そちらでUSBメモリを作るのもアリなんじゃないでしょうかね。
では早速作業に移ります。
①USBメモリを用意する
使い古しのUSBメモリで大丈夫です。
USBが無い場合はCDかDVDを用意します。
使用にあたって中身は全部消去することになるため、中身の確認だけはちゃんとしましょう。
私は普段デバイス間のデータ移動(大量の画像や動画)とかに使っているUSBメモリを用います。
容量は8GBだと結構ギリギリだという記載が参考サイト様にあったので、16GB以上だといいかもしれません。
また、動作の速さにもつながるため、USB3.0推奨です(無ければ2.0でも可)。
②Ubuntuイメージファイルをダウンロードする
まずはイメージファイルをダウンロードしましょう。
今回はマイクラサーバー運用が目的なので「Ubuntu Server」をインストールしますが、用途によっては「Ubuntu」をインストールする人もいるでしょう。
UbuntuとUbuntuServerの違いってなんやねんってところは、もっと詳しい人にしてもらうべきなので今回は割愛。
バージョンはどれでも可、拡張子が「.iso」のファイルをダウンロードします。
まぁ、今回はサーバーにするので、長期的なサポートが受けられるLTSがいいと思います。
少しバージョンの古いLTSと最新版との違いですが、最新版のサポートが9か月と短いのに対して、LTS版は5年のサポート期間があることが大きな違いです。
サーバー運用する上で頻繁にアップデートしないといけないのはちょっとしんどいので、LTSがおすすめなんですね。
今回ダウンロードしたファイル名は「ubuntu-18.04.3-live-server-amd64.iso」でした。
③ダウンロードした.isoファイルをフリーソフトで変換する
この「ubuntu-18.04.3-live-server-amd64.iso」ファイルはこのままUSBメモリにぶちこんでも使えないので、フリーソフトで使用できる形に変換してあげます。
今回使用するソフトは「Rufus」ですが、「Universal USB Installer」も使えます。
お好きな方でどうぞ。
ではダウンロードした「Rufus」をダブルクリック等で開きます。
こんな画面が出てくるので、以下の赤線で囲った部分を上から順番に選択していきます。
「デバイス」はインストールするUSBメモリを。
「ブートの種類」は「ディスクまたはISOイメージ」を。
「選択」を押すとフォルダが開くので、先ほどダウンロードしたISOファイルを選んで下さい。
そして「スタート」を押します。
すると、USBメモリの中身が下画像のようになります。
これでブート用USBメモリの完成です。
④サーバー用PCにUbuntuをインストールする
では、サーバー用PCにUSBメモリを差し、キーボードを繋ぎ、インストールに入ります。
電源ボタンを押したらF12キー(メーカーにより異なる場合があります)をとんとん押して、起動デバイス選択画面を出します。
先ほどUbuntuのファイルを入れたUSBメモリを選択すると起動モードを選ぶ画面になるので、「Install Ubuntu Server」を選択。
黒画面に小さな英文が流れたりするので、少し待ちます。
言語選択が出てきたら、まずは「English」を選択。
キーボードレイアウトを問われるので、こちらは「Japanese」にします。
この後は特に触らず、HDD選択が出てくるところまで「Done」のみ。
インストールする場所(HDD)を問われますが、デフォルトでPCのHDDが選択されているのではないかと思うので、確認だけして触らず「Done」です。
「ここに本当にインストールしていいか?中身が全部消されるけどいいのか?」を問われるので、↓キーを押して「Continue」を選びます。
本当にこれでHDDの中身が全て消えてしまうので、選んでいるストレージが合っているか確認してから続けて下さい。
サーバーの名前やユーザー名を登録します。
パスワードは簡単なものではなく、ちゃんとしたものを付けましょう。
特に触らず「Done」で続けます。
インストール開始するので、しばらくお菓子でも食べながら待ちます。
「Reboot」と出てきたら、押して再起動します。
これでインストールは終わりです。
今回はここまで。
次は、マイクラのサーバー稼働に向けての初期設定の記事です。
それではまた!