【Ubuntu】インストールできたのでサーバーの初期設定をしよう。
【Ubuntu】インストールできたのでサーバーの初期設定をしよう。
おはこんばんちは、よすがです。
前回インストールしたUbuntuの初期設定をしていこうと思います。
前回→【Ubuntu】サーバー用PCにUbuntuServerをインストールする話。
今回の参考サイトはこちら。
Javaをインストール
Ubuntuの入ったPCを起動し、自分で設定した名前とパスワードでログインします。
ログイン出来たら、「~$」の続きそのままから次のコマンドを打ってみましょう。
sudo apt-get update
すると、パスワードを求められるのでログイン時と同じパスワードを入力します。
しばらく文字が勝手に流れるので、作業が完了して再度「ユーザ名@サーバー名:~$」が出るまで待ちます。
作業完了したら次のコマンド。
sudo apt-get upgrade -y
これも完了したら次のコマンド。
マイクラサーバーを動かすためのJavaをインストールしようとしてるわけです。
sudo apt-get install -y openjdk-8-jre
終わったら、Javaがインストールされてることを確認します。
java -version
こんな感じで出てきてくれたら、Javaインストールはできてるはず。
Minecraft Serverをインストール
いよいよマイクラのサーバーをインストールしていきます。
まず、「minecraftserver」という名前のフォルダを作るためのコマンドを入力します。
フォルダ名は任意に変えて大丈夫です。
例:「minecraft」「server」「minecraft_server」など。
kdir minecraftserver
次に、作った「minecraftserver」を開きます。
cd minecraftserver
フォルダを開くと、「server@user:~$」の部分にフォルダ名が加わるはずです。
そこにMinecraft公式からサーバーファイルをダウンロードしましょう。
wget https://s3.amazonaws.com/Minecraft.Download/versions/x.x.x/minecraft_server.x.x.x.jar
「x.x.x」には、1.14.4などバージョンを入れます。
つまりインストールするバージョンによってURLが異なるので、以下の公式ページ等から必要なバージョンのものをインストールして下さい。
MINECRAFT: JAVA EDITIONのサーバーをダウンロードします
ダウンロードした.jarファイル(今回は「server.jar」でした)をリネームします。
ダウンロードしたファイルがどんな名前なのかは、先ほど打ったコマンドの後にちゃんとログが出ていますので探して下さい。
mv server.jar minecraft_server.jar
「mv DLした.jarファイル名 つけ直したい名前」という感じで入れて下さい。
では、ダウンロードしたファイルを起動します。
java -jar minecraft_server.jar nogui
ここからは、WindowsPCでサーバー建てを試したことある方なら分かりやすいと思います。
.jarファイルを起動してもすぐに終了してしまうのですが、エラーとかではなくそういうものなので心配しないで下さい。
「minecraftserver」フォルダ内にファイルがいくつか自動生成されており、そのうちの「eula.txt」というファイルの中身を書き換えるとサーバーとして起動するようになります。
書き換えるためのコマンドを打ちましょう。
nano eula.txt
「eula=false」を「eula=true」に書き換えて下さい。
何のためなのかというと、ライセンスに同意するかという項目をtrueにするためです。
書き換えた後は、「Ctrl+X」を押すと終了する前に保存するかどうかが出てくるので、保存して閉じましょう。
そして再度、.jarファイルを起動させます。
java -jar minecraft_server.jar nogui
そうすると、先ほどと違って英文が沢山流れてくると思います。
これでサーバーの起動は完了です。
次回からはもう少し簡単に起動したいため、Ubuntuでは「シェルスクリプト」というファイルを別途作成します。
マイクラサーバーに一旦「stop」を打ち込んで止めましょう。
Ubuntuの操作画面に戻ったら、まずスクリプトファイルを作ります。
nano minecraft.sh
ファイルの中身は以下のように書きます。
#!/bin/sh
screen -S minecraft java -Xmx1024M -Xms1024M -jar minecraft_server.jar nogui
「java -Xmx1024M -Xms1024M」の部分はマイクラサーバーにどれほどのRAMを割くかというところです。
任意で変更しましょう。
次回起動時はこのファイルを指定して起動することで、メモリ割り当てがなされるはずです。
これで取り敢えず、マイクラサーバー本体が形になった感じです。
が、ポート開放やIPアドレス固定もしないと人を招くことはまだできませんので、まだまだ続きます。
そして、そろそろコマンドだけで操作することに限界を感じ始めているので、次はUbuntuServerの表示を普段使っているデスクトップ仕様に変更してみたいと思います。
今回は取り敢えずここまで。
それではまた。