Ubuntuインストール手順
Ubuntuインストール手順
目次
- Ubuntu公式ページからISOファイルのダウンロード
- USBメモリにOSイメージの作成
Ubuntu公式ページからISOファイルのダウンロード
Ubuntu公式ページから任意のバージョンのISOファイルをダウンロードする。
バージョンは「Ubuntu 18.04.3 LTS」のような、「LTS」という文言がついた最新バージョンを選択すると無難。
例:ubuntu-ja-18.04.3-desktop-amd64.iso
※「LTS」とはLong Term Supportのことで、サポート期間が最低5年間と長いもののこと。LTSではないものはサポート期間が最低9か月。
※2GB近くあるのでダウンロードには多少時間がかかる。
Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
USBメモリにOSイメージの作成
フリーソフトUniversal USB Installerを使用し、USBメモリにOSイメージを書き込む。
USBメモリは4~8GBの適当なものを用意する。
使用後は中身をフォーマットして再利用できるので、手持ちにあるものでも安価で購入できるものでもなんでもいい。
※USBメモリにインストールされるファイルはおよそ2GB程度。
Universal USB Installerのダウンロード
配布サイトで「universal-usb-installer-1-9-8-2.exe」等をダウンロードする。
Universal USB Installer – ダウンロード
Universal USB Installer – ダウンロード
Universal USB Installerの起動
ダブルクリックで起動すると、インストールの必要なくソフトが立ち上がる。
OSイメージを書き込むUSBメモリもPCに差しておく。
Universal USB Installer操作手順①
License Agreement
ソフトウェア使用にあたってのライセンス確認。
「I Agree」を押下。
Universal USB Installer操作手順②
Step 1: Select a Distribution from the dropdown to put on your USB
ドロップダウンリストを開いて「Ubuntu」を選択。
※「— Ubuntu 32/64 Bit —」はジャンル名のようなもので、これを選択しても次の項目には進めない。
※Ubuntu Serverをインストールする場合はUbuntu系の下の方に「Ubuntu Server Installer」という項目がある。
※その下の方をさらに見ていくとCentOS等いろいろある。
Step 2 PENDING: Browse to your ubuntu*desktop*.iso
「Browse」を押して先程ダウンロードしたISOファイルを選択する。
※ダウンロードしたファイルが見当たらない場合は、Step 1で選択したOSとダウンロードしたISOファイルのOSが違う可能性がある。
Step 3: Select the drive letter of your USB
OSイメージを書き込むUSBメモリを選択する。
※うっかり他の本体ドライブを選択しないように注意、データが消える恐れがある。
※「Show all Drives」はHDD等も表示されて事故の原因になるのでチェックは入れない。
Step 4: Set a Persistent file size for storing changes (Optional).
USBメモリ内にパーティションを作成する設定のこと、今回は不要。
※USBメモリに書き込んだOSイメージを元に起動したUbuntuで、作業した内容を保存する等の場合にはこの設定が必要になるかもしれない。
Step 1~3まで選択できたら「Create」が押下できるようになる。
Step 4はオプションであり、今回は必要ない設定なので気にしなくて構わない。
「Create」を選択。
Universal USB Installer操作手順③
Universal USB Installerが行う作業内容と、選択したUSBメモリが合っているかどうか確認するようにという注意書きが出てくる。
念のため自分のPCフォルダを開いて、自分のUSBメモリの中身が消えても構わないか、差し込まれているドライブが選択されているドライブと同一かなど確認する。
要確認の上で「はい」を選択。
Universal USB Installer操作手順④
Copying ubuntu-ja-18.04.3-desktop-amd64
作業が開始するのでしばらく待つ。
大体5分くらいはかかる。
「Copy Done, Process us Complete!」と出たら完了なので、「Close」を押して終了。
サーバーPCでUbuntuを立ち上げる
OSイメージを書き込んだUSBメモリをサーバー用PCに差し、電源ボタンを押してすぐF12を連打する。
※電源がついて最初に機体メーカーのロゴ等が出てくる画面で連打。
※機種によって押すキーが違うことがあるので、F12が反応しない場合はメーカーロゴ画面やPC説明書を確認する。
F12を連打すると、立ち上げるOSの場所を選択する画面が出るので、差したUSBメモリを選択する。
USBメモリを選択すると、どう起動するかを問われるので、「Try Ubuntu wirhout installing」を選択する。
Ubuntu Desktopの画面が立ち上がる。
※何も操作しないと自動で一番上の項目(恐らく「Try Ubuntu wirhout installing」)が選択され起動する。
※「Install Ubuntu」を選択すると、Ubuntuのデスクトップ画面を開かずにOSをインストールを開始できるのでそちらでも構わない(その場合はインストール手順が微妙に変わるが概ね同じ手順)。
※使用感を確かめるためにも、デスクトップ画面であれこれ触ってみるのを推奨。
Ubuntuのインストール
このままではUSBメモリにあるUbuntuを立ち上げているだけの状態なので、次はサーバーPCのSSDかHDDにUbuntuを正式にインストールする。
インストールせずにデスクトップ画面を立ち上げた場合には、画面左上にUbuntuのインストールを行うアイコンが出ているはず。
それを起動すればインストーラーが開始する。
言語選択
日本語も選択できるが、できれば英語でインストールした方が楽かもしれない。
日本語でインストールすると一部のフォルダ名が全角表記にされるので、GUI(デスクトップ)からCUI(画面に文字だけが並ぶコンソール)に切り替えた時にちょっと面倒かもしれない。
インストールしてからリネームするとスクリプトが動かなくなったりするので、これもまた面倒。
後から日本語に切り替えられるので、Ubuntuのインストールが終わるまでは英語で我慢したい。
デバイス名
ユーザー名
Ubuntuにログインする時に使うユーザー名。
基本的に/home/username/の場所をメインに使うので、あんまり長すぎない方が無難。
長いとスクリプトを書く時にとても面倒くさくなる。
パスワード
Ubuntuにログイン時の他、sudoコマンドを使用する際にも時々入力を求められる。
大抵ソフトのインストールやアップデートだったりするので、恐らくもろもろの初期設定完了以降はログイン時くらいしか打たない。
短すぎたり同じ文字を連打しただけのパスワードは拒否されることがある。
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